Learning music / Basslines

この記事はAbletonの学習コンテンツの和訳です。

Make basslines

ベースラインは、低音のパターンです。これは楽曲のコードを補強する役割を持ち、また、ドラムと繋がった、または対照的な面白いリズミカルなパターンを用います。

“Good Life”

このトラックでの、短く、鋭いベース音は、ヤマハ DX100というシンセサイザーで演奏されます。 DX100を含むほとんどのシンセサイザーには、プリセットと呼ばれる作成済みの設定があります。特にこの音色は、「ソリッド・ベース」と呼ばれるDX100のプリセットで、90年代には、多くのテクノやハウスで用いられました。

ベースラインの構成

この初期のテクノの名曲では、ベースラインは複雑なパターンで短い音を鳴らします。これはドラムパターンがほとんど四つ打ちであるのとは対照的です。

原曲の決定的な特徴––短い音と複雑なリズム––を用いて自分のパターンを作ってみましょう。

“Around the World”

ベースの音はどれ?

Daft Punkは、作曲の過程についてあまり多くのことを共有しないので、この曲でどの楽器がベースを演奏しているかは完全には明らかではありません。このスタイルは、ファンクのベーシストのプレイスタイルと同じですが、シンセサイザーで演奏されます。

ベースラインの構成

このベースラインは、3回の「上り階段」の後に、スケールの音を下っていくという、面白い形をしています。3回の繰り返される変化の後に、新しいアイデア、という形はよくある作曲テクニックです。

原曲の決定的な特徴––複雑なリズム、経過音、同じアイデアの3回の繰り返し––をいくつか用いて自分のベースラインを作ってみましょう。

ここで、どんなコードも演奏されていないにも関わらず、(Mary Had a Little Lamb の例と同じように)このベースラインに含まれる音がいくつかのコードの可能性示しています。

ベースラインによる「暗黙的な」コード進行を意識してみましょう。

気づきましたか?

この特定のコード進行(1-3-5-4)はとても有名です。これはDaft Punkの他の曲"Get Lucky"でも(キーは違いますが)使われています。

“Under Mi Sleng Teng”

ベースの音はどれ?

このベースの音、さらにこのパターンは、安価なキーボード"Casiotone MT-40"のプリセットです。 このダンスホール・トラックは同じベースラインを用いる数々の曲を生み出しました。

このパターンが"Around the World"のものと似たようなデザイン――3回の繰り返しと、新しいアイデア――になっていることに気を付けましょう。自分で様々なバリエーションを作ってみましょう。

“Never Tell You”

ベースの音はどれ?

Daft Punkと同じく、Rhythm & Soundも、彼らの機材や作曲過程をほとんど共有しません。しかし、この音は何らかのシンセサイザーで作られているでしょう。

ベースラインの構成

このベースラインは、このダブ・テクノ・トラックの中で最も重要な要素です。いくつかコードはありますが、それらは殆ど「裏方」です(注意:これらのコードは全て、以前学んだ裏拍の「スカンク」リズムで演奏されています。このリズムは、レゲエやダブに関係するスタイルではとてもありふれたリズムです)。

ベースラインそのものではなく、これがどれだけ少ない頻度で鳴っているのかに注目しましょう。パターンのほとんどは空白であり、さらに、これらの音はほとんど、「拍と拍の間」の奇妙な位置で鳴ります。

多くの「空白」と奇妙なリズムを用いて、自分のパターンを作ってみましょう。

Oblivion

ベースの音はどれ?

この曲では、すべてのパートがシンセサイザーで演奏されています。ボーカルだけでなく、ベースラインもこの楽曲における最も目立つパートです。

ベースラインの構成

このベースラインの長さは8小節は、2つの4小節の集まりに分けることができます。 最初の2小節は、Dマイナー・トライアドに含まれる音でできています。この2小節が2回繰り返されます。

次の4小節は、同じパターンを、Bマイナー・トライアドの音で演奏するようにします。このパターンも2回繰り返されます。

コードの輪郭を示すリズミカルなパターンをアルペジオと呼び、これはベースラインを作る上での基本的なテクニックです。多くのシンセサイザーにはアルぺジエータというものか付属しており、これは、コードの音を押したときにアルペジオのパターンを自動的に演奏するものです。

アルペジオを用いたベースラインを作ってみましょう。

Play with basslines

これまで、あなたはベースラインについて少し学びました。今度は自分のパターンを作る時間です。